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Bellman Ford Visitor Concept

このコンセプトは bellman_ford_shortest_paths() 用のビジタのインタフェースを定義する。ユーザは Bellman Ford Visitor インタフェースを持つクラスを定義して、そのクラスのオブジェクトを bellman_ford_shortest_paths() に渡すことができ、それによってグラフ探索中に実行される動作を追加できる。

Refinement of

Copy Constructible (ビジタのコピーは軽い操作である方がいい)

表記

識別子 説明
V Bellman Ford Visitor のモデルの型。
vis V 型のオブジェクト。
G Graph のモデルの型。
g G 型のオブジェクト。
e boost::graph_traits<G>::edge_descriptor 型のオブジェクト。
s,u boost::graph_traits<G>::vertex_descriptor 型のオブジェクト。

関連型

なし

有効な表現式

名前 戻り値 説明
Initialize Vertex vis.initialize_vertex(s, g) void グラフ探索の開始の前に、全ての頂点に対して実行される。
Examine Edge vis.examine_edge(e, g) void グラフ内の各辺に対して num_vertices(g) 回実行される。
Edge Relaxed vis.edge_relaxed(e, g) void 調査時に、以下の条件が満たされれば、その辺は緩和される (距離が減らされる) 。この時、このメソッドが実行される。
tie(u,v) = incident(e, g);
D d_u = get(d, u), d_v = get(d, v);
W w_e = get(w, e);
assert(compare(combine(d_u, w_e), d_v));
Edge Not Relaxed edge_not_relaxed(e, g) void 調査時に、辺が緩和 (上を参照) されなければ、このメソッドが実行される。
Edge Minimized vis.edge_minimized(e, g) void グラフ内の各辺を調査する num_vertices(g) 回の反復が終わった後に、各辺が最小化されたかをチェックするために最後の反復が行われる。辺が最小化されていれば、この関数が実行される。
Edge Not Minimized edge_not_minimized(e, g) void 辺が最小化されていなければ、この関数が呼ばれる。グラフ内に負の閉路が存在する時に、これが起こる。

モデル

bellman_visitor


Copyright © 2000-2001

Japanese Translation Copyright © 2003 Hiroshi Ichikawa

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