BOOST_PP_MUL
マクロは引数の積に展開される。
Usage
BOOST_PP_MUL(x, y)
Arguments
-
x
: 演算での被乗数。 有効な値の範囲は0
からBOOST_PP_LIMIT_MAG
までである。 -
y
: 演算での乗数。 有効な値の範囲は0
からBOOST_PP_LIMIT_MAG
までである。
Remarks
もし x
と y
の積が BOOST_PP_LIMIT_MAG
より大きければ、結果は BOOST_PP_LIMIT_MAG
になる。
以前、このマクロは BOOST_PP_WHILE
の中で利用することが出来なかった。 この制約は今は存在しない。 しかし、より効率的にするには、そのような状況では BOOST_PP_MUL_D
を使うこと。
このマクロは x
が y
より小さいか等しいときに、最も効率的である。 しかし、この効率を得るためのマクロ呼び出しの前に二つの引数を実際に比較するほどの価値はない。 言い換えれば、 x
は2つのオペランドのうちより大きい(訳注: 小さい) 可能性が高い 値にすればよい。
See Also
Requirements
Header: <boost/preprocessor/arithmetic/mul.hpp>
Sample Code
#include <boost/preprocessor/arithmetic/mul.hpp>
BOOST_PP_MUL(4, 4) // expands to 16