BOOST_PP_REPEAT_1ST
マクロは BOOST_PP_REPEAT
の1番目の次元を表す。
Usage
BOOST_PP_REPEAT_1ST(count, macro, data)
Arguments
-
count
:macro
を呼び出す繰り返しの回数。 有効な値の範囲は0
からBOOST_PP_LIMIT_REPEAT
までである。 -
macro
:macro(z, n, data)
という形の3つ組の演算。 このマクロはBOOST_PP_REPEAT_1ST
によって利用可能な次の繰り返しの深さ、現在の繰り返し回数、付属のdata
引数に展開される。 -
data
:macro
に渡される付属のデータ。
Remarks
このマクロは次のシーケンスに展開される:
macro(z, 0, data) macro(z, 1, data) ... macro(z, count - 1, data)
macro
に渡される z
の値は利用可能な次の繰り返しの次元を表す。 接尾辞 _Z
をもつ他のマクロの仲間は内部で BOOST_PP_REPEAT
を利用している - 例えば BOOST_PP_ENUM_PARAMS
や BOOST_PP_ENUM_PARAMS_Z
など。 これらの _Z
バージョンの利用は厳密には必要ではない。 しかし、 (macro
に渡される) z
の値をこれらのマクロに渡すことで、最も効率的に BOOST_PP_REPEAT
に再入出来る。
この z
の値を、単純に別のマクロに渡すのではなく、直接使うためには、BOOST_PP_REPEAT_z
を見よ。
このマクロは推奨されていない。 過去のバージョンとの互換性のためだけに存在している。 代わりに BOOST_PP_REPEAT
を使うこと。
See Also
Requirements
Header: <boost/preprocessor/repetition/repeat.hpp>
Sample Code
#include <boost/preprocessor/repetition/repeat.hpp>
#define DECL(z, n, text) text ## n = n;
BOOST_PP_REPEAT_1ST(5, DECL, int x)