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Boost.勉強会はなにであって、なにでないか

1. Boost.勉強会は、参加者のレベルを規定しません。

Boost.勉強会は、発表者が自分の興味があることを発表するので、必ずしも初心者や中級者向けの発表があるわけではありません。Boost.勉強会は、参加者も発表者も、多種多様な分野の人がいます。そのため、参加者にとって、全然知らない分野の発表があるかもしれません。そんなときは、「自分とは関係ない分野だから興味ない」というのよりは、「わからないなりに何か得られるものを探そう」という心がけで参加されることをオススメします。

2. Boost.勉強会は、発表者のレベルを規定しません。

Boost.勉強会は、上級者向けの勉強会であると認識されることが多いですが、発表者は必ずしも高度な技術の発表をする必要はありません。「初心者がこんなことを学んでみたよ」という発表も歓迎します。

3. Boost.勉強会は、セミナーではありません。

Boost.勉強会は、参加者と発表者が対等に議論する場です。発表者が参加者に一方的に価値を与えるのではなく、発表者と参加者が双方向に価値を与え合う場です。参加者が「こんな発表が聞きたい」と考えていたとしても、参加者が求めるレベルや内容の発表を勉強会が提供するものではありませんので、ご注意ください。

4. Boost.勉強会は、Boost.勉強会以外のC++勉強会を開催することを応援します。

上記3項目は、Boost.勉強会に対してときどき求められることですが、Boost.勉強会はあらゆる要求に応える勉強会を目指しません。初心者向けの発表が多くある勉強会や、分野に特化した勉強会、体系立ててC++を学ぶセミナーは、その動機を持つ方が別の勉強会として立ち上げてくださることを期待します。勉強会の開催に関する相談は歓迎しますので、各地のBoost.勉強会のスタッフまで相談いただければと思います。